6.29 とあるブログを見て思ったのだが、(前にも書いたけど)俺が育てた!おじさん(おばさん)は後を絶たない。これは業界などではなく、例えば地方の居酒屋で初めて出会ったおじさんが「有名歌手の○○っているだろ? あれ、俺があそこまで育てたんだ」と言う。もしくはお姉さん系のお店で「女優の○○、昔俺が面倒みてやったんだ」などと言う。おじさんはその後に起こるであろう反応を期待している。「ホントですか!凄いですね!」・・・そして満足。もしくは口説きの突破口!
 俺の経験上、そういう人は育ててないし、面倒もみていないことがほとんど。ただ軽ーく何かで関わった、もしくは飲みの場にいた程度のレベルかな。きっと相手が覚えている確率は10パーセント未満。
 そして、本当に育てたり面倒をみた人は自らそういうことは言わない。言う場合は「こういう例があった」とか「あの場合はこうした」など、経験論として語ることが多い。もちろんぶっちゃけトークも軽くはあるが、そこにはしっかりラインがある。俺が育てた!おじさんはそこら辺がかなり曖昧だし、人から聞いた話をあたかも自分で経験したかのように話す場合もある。
 しかしなぜ話を大きくしてしまうのだろう。「ほんのちょっと関わった」とか「飲みの場でちょっと一緒だった」くらいにしておけばいいのに。後々嘘がばれたとき、恥ずかしいじゃないか。そういう場面に出くわしたことがあるが、軽く突っこんでしまっておじさんの言葉が続かなかったことがあった。俺って意地悪だな〜とも思ったが、明らかに過剰表現に感じたので・・・。
 と、言っている俺自身が二十年後にそういうおじさんになっていたらどうしよう(笑)。
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6.27 制作のやり取りの中で「洋楽っぽく」という言葉を聞く。では何が洋楽っぽくて何が洋楽っぽくないのか? かなり漠然とした言葉ではある。英語が乗って良く聞こえるメロディーなのか? それともそのサウンド感なのか? 個々人で感じ方は違う。
 今までの経験を踏まえてみると、まずはコード進行だろうか。行ききらない我慢したコード展開(ベタにならないという意味)、これが一つのキーワードかもしれない。ワンコードで淡々と、もしくは上モノ(鍵盤やギター等)だけが展開していく感じだろうか。
 そしてリズムは単調に聞こえて実は凝っている。特にR&B系は必要不可欠な要素。もちろん音圧があるバスドラムやベースは必要。あとは・・・音数は決して多くなく、箇所箇所で耳に残るフレーズを繰り返す。まあジャンルによってかなり違うので一概には言えないけど。
 と、書いてみたが、何といってもメロディーかな。メロディーが色んなモノを呼ぶので「このメロを生かしつつ洋楽っぽく」と言われて強引にオケを作っても、それほど大した効果を得られない場合が多い。特に最近はアレンジありきでメロディーを考える人も多いので、ザクッとアレンジを変えるといきなりダサイ、もしくはチープな曲になってしまうこともある。アレンジのインパクトが強くて、実はメロディーは大したことがないことに気づく・・・ということも良く起こる現象だ。
 そして様々なやり取りの中で誰かが一言こういう・・・最初のデモが一番いいね。特に立場的に偉い人の発言ならば影響力は大。そして雪崩現象。「ですよね〜、デモには勝てませんよね〜!ハッハッハ!僕もそう思ってたんですよ〜」・・・ 紆余曲折を経て、出発地点へ戻る。「釣りはフナに始まりフナに終わる」という格言の如く、「曲はデモに始まりデモに戻る」・・・なんてことも業界格言として君臨している。
 もちろんこれが全てではない。アレンジを凄く変えて良くなる楽曲もあるし。ただ人が感動すること、心の琴線に触れることって、意外とシンプルなものなんだよね。色々こねくり回すよりも、サッと塩をかけて食べる野菜が美味しいってこともある。そこは忘れないようにしたいな。
 あ、ちなみに俺は「洋楽っぽく」するのが苦手な人です。Jポッパーですので。
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6.26 先日、大声を上げて歩いている中年男性を見た。一人なのだが、叫んでいる内容が明らかに誰かとの言い合いなのだ。誰かに対して怒っている。妄想の中で誰かと大げんかをしているらしい。周りの人達は彼を見て「いっちゃってる」と呟いていた。
 その男性を見たとき、記憶が30年程遡った。1970年代の夏のある日、家族旅行をした。その時、同じように大声を上げながら道を歩いている男性を見た。初めて見るタイプの人間に恐怖を感じた。我々はタクシーに乗っていたのだが、タクシーの運転手が「ポン中・・・」という言葉を発した。
 今では馴染みのない言葉になったが、かつてポン中と呼ばれていた人達がいた。ヒロポン中毒者のことだ。ヒロポンとは端的に言えば覚醒剤になる。太平洋戦争以前から製造され、当時は栄養剤感覚で売られていたらしい。しかし戦後、その中毒者が増えまくり社会問題になった。その後、取り締まりの対象になり現在に至る。もちろん俺が子供の頃でも取り締まり対象ではあったが、まだそういう社会問題を少なからず引きずっている時代であった。
 何かの中毒になる経験をしたことがないので、一体どういう感覚になるのかはわからない(強いて言えばお酒くらいなものか)。一度それらを経験してしまうと、それ無しじゃ過ごせなくなるのが薬物の怖いところ。心の空白を埋めるモノ、簡単に快楽へ誘ってくれるモノなのだろう。ちょっとした好奇心、逃げ場として手を伸ばしてしまうのだろうが、やはりそこはグッとこらえよう。綺麗事かもしれないが、薬物の手前で踏みとどまってもらいたい。特に若い人。
 俺が中学生の頃、有名になった標語がある。「覚醒剤やめますか?それとも人間やめますか?」 それを見たとき、中学生ながらにゾッとした記憶がある。これを読んでいる皆さん、是非とも人間をやめないで下さいね。
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6.24 漫画史上の最強ランキングというものを見た。どれどれ、なるほど、そう来たか・・・というランキングである。描いている世界が全然違うので本質的には比べられないが、読者のイメージは大体俺と同じであった。まあドラえもんは意外だったけど。
 しかしね、孫悟空にしてもケンシロウにしても、作者はあそこまで強くさせたくなかったんじゃないかな? あのキャラクターが凄まじく強くなった背景には部数確保戦争があるはず。作者としてはストーリー的に終わりにしたかったはずなのに、読んでいるこちらも強引に感じるほど話は続いていく・・・。「今止められたら部数がガクンと落ちて他誌に負けてしまう!先生!どうか次の展開を考えて下さい!止めないで下さい!」と出版社は懇願したに違いない。
 最初、ドラゴンボールはノホホ〜ンとした内容であった。亀仙人が最強であった。しかし話が進むに連れ、普通の人間であるクリリンですら指先で亀仙人を倒せるほど強くなってしまった・・・。
 最初、北斗の拳はギラギラとした肉弾戦であった。しかし話が進むに連れ、「気」だけで山をも吹き飛ばす勢いの拳法になってしまった・・・。これじゃ最初に出てきた敵、俺の好きなシンの弱さが際立つじゃないか!
 いやいや、でもこれが漫画です。ドラえもんのように一話読み切りタイプじゃなければ淡々と続けられないのが漫画の性。もっともっと強い敵を出現させなければ、つまらない内容になってしまう。作者を責めても出版社を責めてもいけないのです。読者がそれを望んでいるからね。ではまた。
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6.22 島谷ひとみさんのライブへ行って来た。振り返ってみると1アーティストとしては一番多く楽曲を提供している。今回も3曲ほど提供曲を演奏していた。
 デビューして早8年、場数を踏んでいるだけあって安定したステージング。緩急織り交ぜた構成で客を飽きさせない内容であった。終演後の挨拶の時、本当はもっと良く歌えたんだけど・・・と悔しがっていたが、そんなことは一切感じさせない堂々たる素晴らしい歌を披露していた。レコーディング時、「LaLaLa」だけで歌う仮歌から上手いんだよ。意外と難しいんだよね、「LaLaLa」って。
 で、ひょんなことから友人の井出君がキーボード兼バンマスで参加していたので、ライブアレンジや演奏の細かい部分まで軽くチェック(笑)。「ほう、こう来たか」とか「なるほどね〜」と心で呟きつつ鑑賞していた。
 余談・・・ライブに行って思うこと。良く関係者席なる所でライブを観るのだが、このエリアは会場内でも独特な雰囲気がある。お客さんが大盛り上がりになっているのに、ポツンとそのエリアだけ水を打ったような静けさ。腕組みして足組みして身動き一つせず、ただただ鑑賞。
 プロダクションやレコード会社関係、メディア関連、バンドメンバーの友人や家族などがこの席を占める。この席にいると、盛り上がっちゃいけないんじゃないか?と思わせる雰囲気がある。独特です。
 だからたまに関係者席ではなく一般席でライブを観るようにしている。あの空気感に浸らないと本当に鑑賞したことにはならない気がするからね。
 ということで良いライブの後、一緒に行った先輩アーティスト&スタッフで遅い夕食。ありがちな普通の居酒屋へ入ったのだが、意外と食べ物が美味くてビックリ。安さだけじゃなく、味でもしっかし勝負しているので好感を持てた。全国にこういう意識の高い店が増えてくれると客としてはかなり嬉しい。自分のライブの打ち上げも、そういう店でやりたいもんだ。
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6.21 まだヘリコプターは飛んでいる。渋谷松濤の爆発事故の注目度がわかる。関東って天然ガスの宝庫なんだね。知らなかった。

 女性の仮歌が必要だったので、初めてお会いする方に自宅に来てもらった。メロディーの覚えも良く、サクサクと2曲終了。その後、スタッフ共々焼肉屋へ。やはりギアラとコプチャンは美味しいね。味噌味がお勧め。

 某雑誌にてライブチケットのプレゼントを企画したところ、意外なほど応募があった。来たいと思ってくれる人がこれほどいたのは嬉しい限り。枚数はかなり少なかったけど、当選した方々には是非楽しみにしてもらいたい。残念ながら当選しなかった方々、これに懲りず当日遊びに来て下さい!お待ちしております!
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6.19 夕方、やけにヘリコプターが飛んでいるな〜と思った。四台以上飛んでいて、各々旋回していたのだ。数時間後、ニュースを観てそれが何だったかわかった。渋谷松濤での爆発事故の上空からの撮影だったのだ。
 シエスパなる施設は知らなかったが、その施設がある通りは何度も通っている。知り合いの家の近所でもあるし。ただ今回の爆発はその施設ではなく、裏手にある従業員の休憩室であった。映像を観たが、もろ住宅街。隣近所の被害も甚大だ。
 たまたまあの時間にあの道を通っていた人も大怪我をしたらしい。新宿での看板落下事故といい、たまたまその時間その場所にいただけで被害にあう。安全安心が身に染みている日本人気質に対する攻撃ですね。より注意深く生活をしなければいけない。
 しかし今回は避けがたかった。当人にしてみればまさかの事故。親御さんの涙が痛々しかった。今回の事故でスパ系施設に対する規制が厳しくなりそうだね。
 ホント、ガスって見えないからさ、わかりにくいよ。中学の時だったけど、通学路にあった家がいきなり無くなっていた。ガス爆発でぶっ飛んだのだ。昨日あった家が今日無い。ガスの怖さを初めて知った瞬間だったね。近所の友人が言っていたが、音も凄かったらしい。東京は集合住宅もかなり多いので、本当に各々が気をつけて欲しい。これを受けてオール電化も進みそうだ。
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6.18 時代が進み、親と子供が同じジャンルの音楽を聴き、同じアーティストを好きになったりすることが当たり前になった。俺の世代は、親と子供が同じ音楽を聴くというのは少なかったな。もちろん「クラシックが好きでした」というのはあるだろうけど、「ロックが好きでした」となるとなかなかいなかった。特にJロックやダンスミュージックの分野になるとね。
 しかし今はそういう音楽を聴いてきた世代の子供達がどんどん羽ばたいている。音楽をやる!という子供に真っ向から反対の意を唱える親達は昔に比べると少なくなったはず。夢に向かいやすい時代になったね。
 例えばそうやって実際デビューをした子供の姿を見ると、どんな気持ちになるんだろう。心底嬉しいんだろうな、やっぱり。ステージで気持ちよく歌っている姿は頼もしく、誇りに思えるのだろう。
 今日、そんな親御さんの姿を見た。武道館の関係者席で子供を見つめる微笑ましい親の姿を見た。きっとあれは親のはず。確かMCで言っていた気がする。
 誰かというと東方神起。皆さん若いので、親もきっと四十代か五十代。お母さんらしき人は海苔海苔でした。いい顔してたな。でも海苔海苔になれるほど圧巻のライブでした。俺も引き込まれた。歌(コーラス含め)、ダンスともレベルの高いところでバランスが良く、ライブ構成や照明等も素晴らしかった。MCのほとんどが日本語というのも驚き。一緒に行ったスタッフ共々「凄いね」の一言。ほぼ女性の黄色い声援のボリュームも凄かったけど。
 また音楽のパワーを実感。感じることを止めてはならないね。この仕事を大切にして、また新たに作り出していこう。
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6.17 引き出しの奥に年金手帳があった。埃も被らず色褪せもせず、全く古びていないオレンジ色の手帳。年金をもらうまでまだまだ年月があるので現実味がないが、この手帳を保持し続けなければいけないと思った。
 すでに四割が国民年金を払っていないという状況なので、俺が受給するときどの程度まで支払われるかわからないが、ちょいとしたお小遣い程度にはなるだろう。認識としてはその程度。我々の世代になると、年金をあてに生活をしようと思っている人は少ないはず。
 最近のニュースを観ていると実にずさんな事だらけ。プロとは言い難い所行の数々。もしかして俺も記録が紛失している時期があったりして・・・思ったりもする。さて、将来はどうなることか。
 すでに七十歳を越えた我が父親が「俺の世代が満額をもらえる最後の世代かもしれんな」と言っていた。六十代の人に聞くと、金額が確かに少ない。若い世代が払わなくなるのもわかる気がするよね。
 しかし自分に年金が入ってこないから払わないという考えではなく、今のお年寄りの生活を支えることになるから払ってみようかな・・・という考えにならないとね。今、ここに生きていられるのも、先代達が時代を切り開いてきたからだし。ま、そういうイメージで年金支払い頑張ってみてはいかがでしょう?
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6.15 前にも書いたが、札幌にポールタウンという地下街がある。地下鉄「大通」から「すすきの」まで繋がるショッピング街だ。中高時代、ここを歩くと必ず誰かに遭遇したものだった。東京は渋谷だの新宿だのと幾つもの街があるが、札幌は中心街ただ一つ。だから休日にポールタウンを歩けば同級生なり何なりに出くわすのだ。
 ポールタウンの大通側の出口近くに不二家のレストランがある。その入り口の真ん前に立ち食い蕎麦屋があるのだが、小中学生の時なぜだかそこが凄く好きで、街に寄った帰りには必ずそこの蕎麦とうどんを食べた。蕎麦とうどんを一つずつ頼んで、交互に味わうのだ。不二家の高級料理(当時の俺にしてみれば)をおごってやる!と言われても、俺は立ち食い蕎麦屋の蕎麦とうどんだった。
 あのボサボサした安っちい麺、しょっぱい汁、数時間前に切ったネギ、これを絡めてズルズルと口の中へ放り込む。う、美味い・・・。こんなに美味いのに!こんなに食ってるのに!実に安価である。満足じゃ!
 当時はラーメンよりも蕎麦とうどんだった。ラーメンは身近な存在ではなかった。今のようなブームがあったわけでもないので、実にいい加減なラーメン店が普通に営業されていた。ラーメンを美味いと思ったのはそれから数年を経てからだ。ブームが起こり切磋琢磨した結果駄目な店は淘汰されていった。それにより俺の中にラーメン熱が起こった。
 で、ある日の帰宅後、蕎麦とうどんを一気に食いたいが為に、乾麺の蕎麦とうどんを同じ鍋の中に入れて茹で上げた。すると無惨な絡み合いを起こし、歯触りも最悪な麺になってしまった。茹で時間を考慮していなかったのだ。蕎麦とうどんは一緒に茹でてはいけないことを知った。
 上京したての時、渋谷の明治通沿い、銀座線のすぐ下に小さな蕎麦屋があった(今は無い)。そこでボソボソのざる蕎麦を食べた。わさびをタップリ塗りつけて食べた。ツーンと鼻に電流が走るくらいに。あの蕎麦が上京後の東京で初めて食べた食事だったはず。
 ・・・なんで蕎麦の話をしたかというと、今日の昼間そのような蕎麦を食べたのだ。ランチの時間ということでサービス蕎麦が付いてきたのだ。早朝に酔っぱらいながら食べる「かしわや」や「富士そば」や「吉そば」(三店とも東京にかなりの店舗数がある有名な蕎麦店)じゃない。昼間にしらふでああいう蕎麦を食べたということで、思わずポールタウン出口近くの立ち食い蕎麦屋を思い出したという次第。
 しっかりとした歯ごたえ、洗練された値段の高い蕎麦も大好きだが、安いボサボサ系蕎麦もやはり捨てがたい。思わず汁を最後まで飲み干してしまう。ああ久々にあの店に行ってみたい。まだ営業しているのだろうか? 今度地元に帰ったときにもでチェックしてこようかな。
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6.14 良いのでしょうか? 議席確保のための立候補。国政とはそのようなものでしょうか? 今回の参議院選へ向けてのタレント候補、ちょいと多すぎるな。当選しても、きっと席に座ってるだけの人になる。決定権は党の上役、自分はお飾りになるだけ。
 政治家とはプロでなければならない。ミュージシャンがステージで楽器を弾けるようになるまで鍛錬が必要なように、政治に関わるまでにかなりの勉強をすべきだ。・・・と似たようなことを某大御所タレントさんも言っていた。やはり名誉というものはかなりの魅力があるようです。
 う〜ん、批判は簡単なんだよな。上記のようなことを書いてはみるが、いつも「これじゃ単なる批判家だよな〜」と反省する自分がいる。この件にかぎらず、何かを批評、批判をするならば、別の提示、自分なりの考え方を提示をすべきだと思う。思うのだが、それが思いつかない場合も多いので、結局批判めいたことで終了してしまう自分。スパイラルです。
 さて、ライブまであと一ヶ月。今は曲構成を考えているところ。決まった時点でメンバーに音や譜面を送る。限られた日程なので、中身の濃いリハーサルにしないと!
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6.12 ロックとは反体制。ロックとは一貫性。ロックとは幼児性・・・。音楽のカテゴリーの捉え方は人それぞれ。特にロックは各々の思い込みが激しいエリアだ。
 「そんなのロックじゃね〜よ!」とぶつかり合いバンド解散。「あいつらロックじゃね〜よな!」と言って他バンド批判。時にはわけもなく「ロケンロ〜!!」と叫ぶ。皆、自分なりのロック観を持っている。俺も「曲はポップだが、酒はロック!」と言って夜な夜な泥酔していたあの頃を懐かしく思う・・・(?)。
 ロックサウンドを一言で言えば、やはり歪んだギターになるだろう。ジャーン!とワンコード一発でロックだぜ(例・ビートルズの「A Hard Day's Night」)。リフ一発で観客大興奮だぜ(例・キンクス、ヴァンヘイレンの「You Really Got Me」)。頭の上にバツ印を作って飛び跳ねるぜ!(例・X(エックスの「X」)。
 ギュインギュインとライトハンド! ドガドガ!とツーバス(2つのバスドラム)! ハイトーンヴォイスのシャウト! オーイェ!○'zのLive Gymへよ〜こそ〜!!
 ロックを体感するにはライブ会場へ足を運ばなければならない。冷静にCDやMP3で聴くものではない。あの空気感は他のジャンルでは味わえない単純明快なものがある。人って単純だと思える瞬間だ。
 昨今言われている事。最近のロックミュージシャンは大人しくなった。最近のロックミュージシャンは飲まなくなった。最近のロックミュージシャンはロックじゃなくなった。・・・どうやら世代間の隔離が顕著になっているようです。
 そんな今、このような検定が注目されている。その名もロック検定! 老いも若きもこの検定で自分を試し、もう一度ロックを確認してみよう。ちなみに俺、結構わからんちん。ロケンロ〜!!
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6.11 テレビで「有名な武将、誰それの子孫です!」という紹介をするシーンをたまに観る。その歴史上の人物が古ければ古いほど「意味ねーな〜」と思う。実際数百年も遡ってみると、現在の日本人は全員繋がり、全員が親戚になるという。極論と言われるかもしれないが、全員がきっと歴史上の誰それの子孫になるのだ。
 「そりゃそうだけどさ〜」と言われそうだが、人類のミトコンドリアは15万年前のアフリカの一人の女性のものを引き継いでいるという。ミトコンドリアイブとも言われている。だからみーんな一緒。
 ただそのような紹介には家督を継いできた、もしくは系図がしっかり残っているという背景があるだけなのだと思う。仮に紹介される人が今の大河ドラマ山本勘助の子孫だったとしよう。「凄いですね〜」と言っているキャスターの先祖が実は武田信玄(勘助が仕えた武将)なのかもしれない。全然あるよ、こういうの。
 ただね、爺さん、ひい爺さん、ひいひい爺さんくらいまでの先祖ならば感覚がわかる。俺もちょいと自慢したくなる。近い先祖はまだリアリティーがあるな。まあこういうのって個々人の感覚なので、否定的なこと言っても意味ないか。心の持ちようですから。
 ということで、かなり暑くなってきた。もう夏。湿気も増えてきた。蚊も飛んでいる。玄関前には蚊よけと殺虫スプレーを置き、家への進入を防ぐ。湿気と蚊はこれから数ヶ月の敵なのだ。
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6.9 ふと、ヒステリックに怒っていた先生(男性・中年・数学担当)を思い出した。不真面目な女子(姉さんキャラ)がいたのだが、その生徒を廊下で呼び止めてまずビンタしたのだ。休み時間だったので周りには人だかり。するとビンタされてカッなったのだろう、その女子はなんとビンタを仕返した。うお!女生徒が男性教師に暴力で刃向かった!と周りは騒然。するとその先生、まさかの反撃でプチっと切れてしまい、ヒステリックに雄叫びを上げて女生徒を叩きまくった。す、すげー、反応が大人じゃない!まるで幼稚園児のケンカ。当たり前だが女生徒は反撃出来ず。・・・その光景は今でも語られる笑いの伝説になった。
 ふと、自分の行為を棚に上げる先生(男性・中年・体育担当)を思い出した。体育の時間、友人が片足を上げておならをした(音アリ)。まあ笑いを取ろうと思ったんだな。その姿を見ていた先生は「こっちこい」と言って頭をガツンと叩いた。おならが原因で叩かれたその姿に我々は笑った。
 その数分後、にわかに臭い臭いがしてきた。「なんか臭くない?」と周りがざわつき、「誰か屁こいたべ!(北海道訛りで)」と犯人探しが始まった。するとその先生・・・「俺だ!」・・・一同シーン。だってさっきおならをした生徒を殴ったばかりじゃないか・・・と大人を見る矛盾の目。確かに笑いを取ろうとした行為は授業に対する冒涜かもしれないが、模範となる先生がすっごい臭い放屁をするなんて! それは授業の冒涜にはならないのか! ・・・その光景は今でも語られる笑いの伝説になった。
 同じく別の体育教師(男性・中年ベテラン)の話。ジャージを忘れた生徒がいた。しかたがないので制服のズボンを着用し整列していた。それを見た先生は「脱げ!」の一言。「え〜!脱ぐんですか?」と言いながらパンツ一丁。しかもグンゼ系白ブリーフパンツ。その姿を見た我々は爆笑。そこに先生の追い打ち・・・「体育館一周!」 先生の命令は絶対なので、その生徒は張り切って一周! 体育館の逆側では女子が体操をしていたのだが、その前をパンツ一丁でRUN! RUN! RUN! でもやっぱり恥ずかしいので走り方がかなりぎこちない。女子も男子も大爆笑。体育館にエコーがかかった笑い声が充満。それに釣られて厳しい表情を崩さなかった先生も爆笑。・・・その光景は今でも語られる笑いの伝説になった。
 と、三本仕立てでお送りしました。二つ目は違うかも知れないけど、これって今だったら教育委員会から何らかの罰が下るような内容だね。もしくは新聞沙汰にもなりうるか? しかしね、当時の我々の感覚で言えば、極当たり前の出来事。別に問題視もしないし、どこかに訴えるという行為もしない。ただの日常。それも青春。
 今の生徒や親ってある意味繊細というか、打たれ弱いというか、なんか過剰反応しすぎるというか・・・。ただこれは先生側にも言える。やはり教師と生徒の関係性がかなり変わってしまったんだろう。教師は何かに怯えつつ仕事をする。問題を起こしたらやばい!見て見ぬ振り・・・など。現場を見ていない俺がとやかく言えないが、そんなイメージがあるな。
 いや、ホント俺の高校時代は牧歌的というか、平和だったな。色々問題はあったのだが、総体的に見て牧歌的。パンツの彼も傷つくことなく日常へ戻ったよ。えへへ、ポリポリ、受けた?という感じ。全体がある意味鈍感、ある意味精神が強かったかも。環境や社会的観念が今とは違うんだけどさ。
 まあそんなに傷つかないで楽しく生きていこうよ!もうちょっと鈍感になってもいいかもよ!・・・言うは易し行うは難し。あ、鈍感になるということと無責任になるということは違うからね。ここ大事。
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6.8 昔はよくキャンペーン(プロモーション)をしたもんだ。マネージャーと男二人旅。あれもまた青春だった。現地ではその地方担当のプロモーターが待っているので、各所各所のプロモーターの方々と夜遊びもしたな。美味しい物を食べて飲んで酔っぱらって・・・仕事をする(笑)。
 で、キャンペーン活動で様々な取材を受けたんだが、世の中色んな人がいるもんだと思った。音楽に精通している人もいれば、全く専門外の人もいた。やる気のない人も多かったな。でもそういう人は記憶に残らない。やはり記憶に残る人ってアクが強い人。
 ということで今、二人を思い出す。まずは名古屋の某新聞社のYさん。初めて会ったとき、なんじゃこの人?と面を喰らった。毒舌であり、ズカズカと入ってくる感じ。温厚な俺が一瞬ムカッと来たもんだった。否定されているような馬鹿にされているような印象を受けた。
 しかしこちらも負けないぞ!と踏ん張って取材を受けていくと、これはこの人特有の技なのだと感じた。あえてそうしている。そうすることによって本音をえぐり出そうとしている。仕事として右から左へ受け流す(byムーディ勝山)ようなスタイルではなく、しっかり曲を聴き込んで取材にあたる。当たり前かも知れないが、全然曲を聴かないまま取材をする人もいるんだよな。
 この御方、その地域で発行部数第一位の新聞に敵対心を燃やしていて、会話の節々にそういうものが出てくる。そのコンプレックスを個性的キャラ&取材という形に昇華したことにより、いわゆる名物おじさんとして凄い数のアーティスト達の心に残る人物になった。でも女性アーティストを結構泣かしたとも聞くよ(笑)。しかし心優しい人なんですよ、本当は。周りで仕事をしている人、何度か関わったアーティストはちゃんと知っている。
 もう一人は富山の(こう書くと業界の人はわかっちゃうかも)Kさん。FMのプロデューサーだったのだが、こちらもズカズカと毒舌系。ドスの効いた声でアーティストを呼び捨て&敬語抜き。こちらも初めての時は面食らう。
 しかしアーティストの気持ちをしっかり見ている人なので、普通のラジオ局の人な対応ではなく、ドーンと心まで入ってフォローしてくれる様な・・・わかりにくいけどそういう感じ。かの地へ行くと色々面倒を見てくれるのだ。熱いプロモーションもしてくれるしね。
 この方も隣接する県の媒体や一番近い大都市、名古屋を結構意識していたな。きっとそのコンプレックスを個性的キャラ&取材という形に昇華したことにより、いわゆる名物男として凄い数のアーティスト達の心に残る人物になったのだろう。
 このHPのリニューアルを手伝ってくれた阿閉君とも繋がっていて、日本は狭いな〜と感じたのは数年前だった。現在はFM局を退職し新たな展開を見せている。地元テレビに番組を持ち、自ら出演し、撮影し、編集し、ネット配信までしている。ということで番組を観てみた。うわー、相変わらずズカズカだ! でも面白いかも。
 その他に有名音楽雑誌(全国紙)のインタビュアーにはやられたっけ。デビュー直後だったので取材に全然慣れていなかったが、「なんでそんな意識で音楽やってんの?」的な圧力を感じた。音楽を音楽以上に言葉で語らなければいけない!様な強迫観念にかられた。取材終了後、スタッフが「あの人はああだから・・・(笑)」と言っていたっけ。だったら最初に言ってよ!
 あれ?心に残っているのは毒舌系だな。そうか、そういうことか、俺も心に残るような毒舌系になろうかな・・・ってなれない弱気な僕。その毒舌が自分に跳ね返ってくることを畏れる小市民系(笑)。ではまた。
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6.6 任天堂Wiiをやってみた(2回目)。確かに新しいゲームだと感じた。任天堂がゲーム業界のトップにいるわけもわかった気がした。簡単にバーチャルスポーツが出来て、皆で楽しめる。
 しかしあれは素面(しらふ)でやるものではない。あれは酒を飲みながら興ずるものだ。実は行きつけのBARにWiiが導入されていた。普段はゲームを全然しない俺だが、促されてやってみると客の中では最高点のオンパレード。思わず嬉しく、楽しくなってしまった。熱くなるのでまたビール・・・と店の売り上げにも貢献してしまう。その店はダーツもあるのだが、きっとダーツよりも売り上げに貢献するぞ。
 だが自宅に欲しいとまでは思わない。あの薄暗い場所だからこそ、観客がいるからこそ、酒があるからこそ楽しいのだ。それが大人のWiiなのだ。
 ところでボクシングはあるのだが、総合格闘技も作って欲しい。あの難しい動きの再現はかなり難しいと思うが、是非トライしてほしい。作られたところでボクシングより売れるとは思えないけど。

 喫煙率の低下が進んでいる。身体に良くはない嗜好品であるので吸わない方がいいに決まっているが、逆にタバコ産業に従事する人達のことを気にしてしまう自分がいる。タバコのCMを見なくなったし、JTのイベントライブも無くなってかなり経つ。収益はどういう風に出しているんだろう? もちろん売り上げはタバコだけではないことも知っているけど、一応主力商品でしょ? 「タバコを吸ってください!」とも言えないだろうし・・・。
 テレビや映画でもタバコを吸うシーンは削除されたりしてるね。レストランや新幹線などの公共の場所ではすでに全面禁止だし、ますます喫煙者の肩身は狭くなる。俺はタバコを吸わないのだが、右向け右!的なアンチ喫煙者のムードもどうかと思う。
 ちなみに俺の周りではまだまだ喫煙者は多いです。
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6.5 (以前も書いた記憶あり・・・)
 全国カラオケ店の4割以上が消防法に違反しているらしい。国民年金と同じように消防法は機能していないと同じなのかな。そもそもその法律自体に無理があるのかもしれない。特に小さな雑居ビルの場合。
 数少ないバイト経験の中で、飛び込み営業をしたことがある。厨房の吸気口であるダクトのフィルターのモニター募集という内容だった。だから店を回って厨房の中を覗いたものだ。その時、良く消防法という言葉を聞き、発した。
 確かに店を巡ってみると、消防法で決められたダクトを設置していない店が多かった。こんなにも違法な店があったんだと驚いたものだ。だからといって体制側はそれを罰する様子もないので、ノホホーンと店主はいつものように営業を続ける。
 もちろん見せしめ的に年に決まった数の取り締まり、注意等はしているだろうが、それほど効果があるとは思えない。きっと抜け道が沢山あるのだろう。税金徴収と似ているね。
 そんな経験があったので、今でもたまに厨房の上を覗いてしまう。あ、この店消防法違反だ!この店ダスキンのフィルターだ!など確認してしまう。変な客だよね。
 そうそう飛び込み営業だが、まったくもって自分の適性ではない仕事だった。19歳の時の牛丼屋もそうだったが、お客さんと対峙してサービスをするという職種はどうやら苦手のようだ。普段やっているライブとは違う。全然違う・・・あたりまえか。
 ライブといえば来月に迫ってきました。7/15 高田馬場 Club PHAZE! 久々のバンド編成なのでホント楽しみだ。音圧上げて行きますので是非遊びに来て下さい! 発売終了になっていたvol.5〜7だけど、新曲2曲を追加して当日にsongbook vol.567+という形で発売します。こちらもよろしく!
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6.4 「根性=ダサイ」のだろうか? 昭和のあの日、国民全体が根性を出して頑張ったから現在の我々の生活があるのではなかろうか? それを知らずにただ響きだけでダサイと決めつける高度経済成長以後の世代達よ(あ、俺もか)、根性を馬鹿にすれば根性に泣くぞ。何事も踏ん張りがきかないとズルズル行くのは目に見えている。根性出して地盤沈下しそうな日本を支えるのだ・・・。
 昨日、とある下宿らしき建物の二階の窓を見上げた。ガラス窓の内側にある文字が見えた。外から見たので文字が裏返しになってはいたが、ありありとその文字が読んで取れた。「根性」である。部屋の中に明かりがついていて、しかも窓が半分開いていたので何となく住人の姿が見て取れた。二十代から三十代の男性である。これまた何となくではあるが、乱雑に物が散らかっている様子もわかった。典型的な男性の一人暮らし。
 彼はなぜ「根性」という文字を窓に貼っているのだろう?と不思議に思ったが、その直後なぜそれを不思議に思わねばならぬのか?という考えに至った。俺の中に「根性=ダサイ」という概念がすでに出来上がっていたからではなかろうか。というのもその文字を見たとき、一瞬
 根性でも良いじゃないか。ど根性ガエルは素晴らしいじゃないか。根性を出すということは真剣になるということだ。真剣にならなければどの道も開くことはない。自分の信じた道ならば根性出して進めばいい。星飛雄馬を馬鹿にしちゃいけないのだ!
 ・・・かつてこれほど熱い日記があっただろうか? 熱くてたまらないのでビールでも飲むか。あ!冷蔵庫にビールが無かった。買いに走れ!我!
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6.1 グーグルアースは確かに凄い。バーチャル世界旅行をするにはもってこいだ。今まで行った国々、国内でも今まで住んだ家々などチェックしてしまう。すでに単なる検索エンジンの会社ではない。今後どれだけ発展するか恐ろしい企業になった。もしかしてテロの対象になっちゃってるんじゃない?
 で、そのグーグルが新しいサービスを始めたのだが、あまりにも凄すぎて批判が出ている。プライバシーの侵害ってやつだな。グーグルアースの写真もかなり細かく探すと裸の女性が写っていたりするらしいが、今回はサービスは地図上をクリックするとその場の360度の風景が見られる(現時点では特定地域のみ)。こちらもまたビックリな写真があるという。
 ここまでくるとなんとも言えぬ。一企業が国をも動かす権力を持ち始める予兆ではないか? 確実に政治業界と繋がっているし、有利な法案を成立させることも可能だろう。情報を持つということは力を持つということ。使い方を間違えると・・・ちょっと怖い。
 でも、でも、使用者の立場からすると、そのサービスを利用してみたい。バーチャルの旅がしてみたい。昔住んだ場所が今どうなってるか自宅から見られるなんて凄すぎ。
 ・・・こうやって大多数の人は利便性に目を奪われて、一部の権力者に飼い慣らされていくのでしょうか。すでに受け入れてしまう気持ちが培養されている。特に日本人はそういう気質がある。小泉現象もそうだったっけ。時代の空気感というかなんというか、そういうモノを作り出せる側は強いね。
 ということで上半期最後の月です。梅雨前の陽気を大いに楽しみましょう。陽気と戯れたら、その次は飲みだ〜!・・・こういう風に書いていますが、それほど飲みに行っていません。日々の軽い願望です。