今年のゴールデンウィークは長かったようですね。暦通りの方は途中で出勤、通学があったようですが、有給を使える方は最長で10日とか。特に社会人はここまで休みが続くと、再び会社モードになるのは辛いかも。音楽業界はあまり関係ないけど。
昨日は
LOVEという女性二人組のファン限定ライブで鍵盤を弾きました(限定なのでこちらでは特にお知らせしませんでした)。アコギと鍵盤のみのアコースティックライブ。
どうやらこのようなスタイルは初めてだったらしく二人とも緊張していたようですが、さすがの度胸でなんなくクリアしていました。小さなころから歌とダンスをやっていたということでレベルもかなり高い。逆にこちらが下手は出来ないぞ!という感じで緊張感あったなぁ。今後も高いステージ目指して頑張って欲しい。
終演後はアコギの
ジョージ君と二人で打ち上げ。なかなか良い話が出来た。その中で一番残ったフレーズは「ただの演奏者ではなく表現者でいたい」というもの。
ある程度長くやっていると「こなすこと」が染みついてしまう。でも音楽を「こなす」と、それと反比例するように尖った部分が無くなっていくというのも事実。そこが一番怖い。
目の前の曲を高いアベレージで弾くことは大前提として、その上に自分なりの個性をフリかけなければならない。ちょいと哲学的なモードになるけど、「演奏者」と「表現者」、この似て非なるものの狭間で苦悩するのもミュージシャンにとっては大事な時間かもしれません。
たまには真面目な音楽談義もいいね。「生きることを喜ぶことが人生」と、ある本に書いてあった。昨日はそんな喜び楽しい時間を過ごせた気がする。人と話すことは大事だね。さあ閉じこもってないで外へ出よう!
今日は友人の部屋で作業だ。新しい曲を生み出す大事な時間。最近のテーマである「化学反応」を楽しみたい。ということで、地味に精力的に動くミキオでした(笑)。